生きよう

Home > 未分類 > 生きよう

2014.08.12 Tue 生きよう

会社の飲み会の二次会で、男三人で久々にカラオケにいった。

一次会は焼肉屋で飲んで食ってはしゃいで、酔っ払った。

その場で先輩が「富士山に登ろう。」と、言い出した。

彼は何度も富士山には登っているのだけれども、

酔っ払って言った「富士はソウルで登るんだぜ。」という言葉に、

僕は過剰に反応して、ソウルで富士に登ることにした。

カラオケ店でソウルと言えば、狂四郎とRCを熱唱しながら、

、、、悲しくなった。

壁に反響する歌声は、ただのオヤジのガナリ声だ。

何を歌っても、澄み切らないオヤジのがなり声。

昔、尾崎豊のi love youをカラオケで熱唱するオヤジをTVで見たけれども、

まるでそれが、今の俺だ。

僕は酔っ払いながらも、歌を歌い続ける。

「この胸を切り裂いて、心をこのテーブルに晒したい気分だよ。」

僕はますます酔っ払って、フラフラになる。

飛鳥の「はじまりはいつも雨」を歌い始めた。

始まりはいつも雨は、大好きだった彼女との思い出の曲。

少しだけ、まともになった。

それも、ほんの少しだけ、、。

飛鳥もこんな気持ちで溺れたのか?

歳を取っていけば行くほど、絵の具を洗う水のように、

濁ってわけのわからない灰色になる。

まぁいい、暴飲暴食のせいで崩れた体型と下っ腹を引きずって、

マンションの階段をエレベーターを使わずに、一段飛ばしで這い上がる。

50になってもソウル、ソウル。

「富士はソウルで登るんだよ。」