生きよう

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2012.05.28 Mon 生きよう

葬儀場の景色はいつ見ても、澄んでいて綺麗だ。

空気に欲望が絡んでなく、重みがなく、すべてが消えそうな幻の様。

僕は線香の匂いと、人を焼いた煙の臭いを髪や体にこびり付けて家路に着いた。

生きることは欲望を身にまとい、ドロドロと熱をもつ。

真っ白な灰になって、すべての穢れが焼き失せる日まで、

ずっとそうやって生きるだろう。

それもいいし、それでいい。